(この記事は2017年11/8に綴っています)
来る11/12日曜日委「山の知識検定 ブロンズコース」を受けます。
この記事を書いたタイミングでは残り2日ですが、傾向をつかんで最後の詰め込みです。また試験前ですが、勉強してみて検定の感想と傾向と対策を綴ります。
「山の知識検定」とは
一般社団法人 日本山岳検定協会山の知識検定が実施している検定です。以下、協会HPから一部抜粋。
「学びて、いやます山の楽しみ」
山の知識を学ぶことによって山岳遭難事故を防止し、山の自然を守って楽しく山に登ることを提唱するためにおこなっています。(中略)そこで山の知識検定では、登山レベルに応じた知識の分野や幅、深さが提示されていれば、何を学べばよいかが明確になり自習もしやすいのではないかと考え、これらを提示し登山者の学習の動機付けをおこない、より楽しく、遭難事故を防ぎ、自然を守る山登りの実現を支援します。(以下、略)
山の安全に関する知識(装備、技術、食料、運動生理、救急、地図、レスキュー等)
山の自然科学に関する知識(地理、気象、観天望気、動物、植物、自然遺産等)
山が楽しくなる知識(リーダーシップ、歴史、先駆者、地名、芸術、山の雑学等)
引用 山の知識検定
知識レベルに応じて3コースあります。
ブロンズコース、シルバーコース、ゴールドコース。順番に取る必要があるようで、私は今回ブロンズコースから挑戦します。
取ろうと思った理由とオススメする理由
なんでもそうですが、自分で勉強しようと思った時に何をどこまで勉強していいかわかりません。その点、検定や資格は体系立てて勉強することや、網羅的に勉強するのに最適です。
私は登山を始めて1年半ほどで、低山もしくは標高の高いところでも乗鞍や木曽駒といった初心者向けの山ばかりです。
趣味として語りたいな、これから少しづつ中級、上級の山に登りたいな、と思った時に山に関しての知識が必要と感じました。でも何を勉強をすればいいのだろうか、そこで知ったのがこの検定です。
実際、勉強してみて大変良かったと思っています。
これまでは事故やケガはありませんでしたが、低山といえど危険はあります。今回勉強して自分の甘さを思い知らされました。
天気については今まで山に行く際、天気予報を見るぐらいでしたが、風力を確認したり、天気図で気圧配置を確認したりするようになり、それもまた天気を読むという楽しみになっています。
雑学的なことは趣味として語るには必要で、検定には百名山や地理的なことがよく出てくるので、地理に強くなります。日本はほとんどが山林ですので、山の位置を知ることで日本の全体像が見えてくる気になります。
また、勉強を通じて百名山の魅力も知りましたし、北アルプスを中心とした人気の山についても強い憧れを抱くようになり、登りたい山が増えました。
出題傾向
「山の知識検定」公認BOOK「安全登山の基礎知識」の目次分けをベースにすると大きくは6項目から出題されています。6項目について2016年度の検定の出題数を確認してみました。(一部、安全登山と救助・ファーストエイドなど、どれか判断しづらいのがありましたが、独自に判断しています。)問題は79問で回答箇所が100、各1点なので100点満点です。正答率70%以上が合格のラインです。
- 山行計画・安全登山の基本 9%
- 装備・ウェアリングの基本 13%
- 読図・ナヴィゲーションの基本(地図読み) 14%
- 気象・観天望気の基本(天気) 9%
- 救助・ファーストエイドの基本 11%
- 山の雑学アラカルト
(山の雑学はさらに独自に以下4つに区分け)
山に関する知識(名称や位置など) 29%
動物に関する知識 3%
植物に関する知識 5%
雑学に関する知識(歌や温泉) 7%
となりました。
対策
まずは「山の知識検定」公認BOOK 安全登山の基礎知識を3回ほど読みました。
その後、昨年の過去問を購入しまして、過去問をやると65点。70点までもう少しです。
自分の知識が弱く出題数が多くでる分野として、地図読みと天気と山の名称や位置と感じましたので、それぞれ本を読みます。
よくわかる山の天気 気象遭難防止チャート付: 登山・ハイキングを安全に楽しむための
(安全登山の基礎知識の最新版はこちら山の知識検定公認BOOK 安全登山の基礎知識 増補改訂版)
あと2日と時間がありませんが、最後の追い込みです。
まとめ
合格前なので偉そうなことは言いづらいですが・・・(笑)
勉強してみてよかったです!
合格したらシルバーにも挑戦してみたいと思います!
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