2024年がスタート。
正月連休なのに旅行に行きたいところもない。
そうだ山初めをしよう。
でも冬山は私には向いてなく、低山かつプチ旅行を楽しめるところはないか、と思案していたら
伊豆は?
と思い、検索したら達磨山がヒット。
達磨山は拠点が修善寺とのことで、修善寺から登れる別の山を探したら百名山の天城山がヒット。
これなら修善寺に泊まれば、達磨山と天城山、修善寺と楽しめると思い登ってきた。
アクセス
小田急線で小田原まで。
小田原駅
↓(JR東海道)
三島駅
↓(伊豆箱根鉄道駿豆線)
修善寺駅
↓(東海バス)
船原峠口バス停
自宅5時半出発で、バス停着が10時頃 4時間半。。。
(船原峠口バス停は新しくできたバス停。大曲茶屋バス停と平石バス停の間。案内板にあまりでていないので注意。)
下山後
だるま山高原レストハウス
↓(東海バス)
修善寺温泉バス停
コース
5日 達磨山
スタート 舩原峠入口バス停
→土肥駐車場
→伽藍山(がらんざん)
→古稀山(こきやま)
→達磨山(だるまやま)
→小達磨山(こだるまやま)
→金冠山(きんかんざん)
→だるま山高原レストハウス ゴール
(だるま山高原レストハウスからバスで修善寺温泉へ)
10時スタートで、13時30ゴール
6日 天城山(万二郎岳、万三郎岳)
スタート 旧天城トンネル
→八丁池
→万三郎岳(天城山)
→万二郎岳(天城山)
→天城高原ゴルフ場
→万二郎岳(天城山)落とし物捜索のため再び登頂
→天城高原ゴルフ場
→ハーベスト天城 ゴール
8時スタートで、16時20分ゴール
費用
交通費(行き 電車、バス含む) | 3,118円 |
交通費(帰り 電車、バス含む) | 670円 |
食事代(昼、夜、行動食、おやつ、ビール) | 5,000円 |
宿泊(翌日の朝食付き) | 5,500円 |
その他(温泉他) | 450円 |
二日目 温泉 | 1,430円 |
交通費(帰り 電車、バス含む) | 2,040円 |
計 | 18,208円 |
見どころ・感想
達磨山
修善寺駅からバスで船原峠登山口にアプローチ。
船原峠バス停は新しく出来たバス停で、案内図などにはあまり出ていない。
これまでは、大曲茶屋か平石から船原峠だったが、少しは船原峠バス停の方が近い。
それでも、バス停からは、舗道を20分強歩く。つまらない。。。
やっと、登山口に。
と、思ったが、達磨山の手前まで舗道を歩いたり、山道っぽいところを歩いたりであまり面白くない。
だるま山高原レストハウスからのピストンだと面白くないと思ったので、船原峠からの縦走にしたが、縦走じゃなくてもいいかもしれない。だるま山高原レストランからのピストンの方が行き帰り、素敵な景色が見れるのでその方が楽しめるかも。
しかも、晴れ予報だったのに、曇がわんさか。
達磨山の手前では、山頂に雲がかかっててテンション落ちる、落ちる。。。
風も強くて寒いし。
と思ったら、そこから雲が一気に取れて、絶景が目の前に!
太陽神様ありがとうございます。
達磨山山頂では、360度の大パノラマ!
駿河湾を挟んでの大富士山は大絶景!
どの山もいい所あるけど、達磨山も最高!
車で手ごろに来れるが、やはり歩いて時間と体力を使って見にくると体感が違う。
よかったー。
しばらく、山頂でパノラマを楽しんで下山。
途中までは、富士山を見ながらのハイキング。最高。
途中、金冠山に。
こちらはさらに富士山近くて絶景。
駿河湾と富士山、お見事。
金冠山を下りてから、だるま山高原レストランに向かう道は、幅5mくらいの芝生の道が1キロくらい続く。
ゴルフやった事ないけど、ゴルフ場を歩いてるみたいで気持ちいい。
そんなこんなで、だるま山高原レストランに到着。
だるま山高原レストハウス
レストラン奥には富士山がお目見え。
デカい。
レストランの中で、飲食しながらでも富士山が見えるのは贅沢。
ここでは、鹿肉ジビエビビンバを食べた。
ボリュームはなかったが美味しい。
鹿肉は少なかったが、存在感を出す味をしていた。
臭みなし。おすすめのどんぶり。
おなかも満たされたところで、バスで修善寺温泉まで。
宿泊施設ITJ BASE
修善寺温泉ではITJ BASEという、1,2階がカフェで3階に宿泊施設があるホテルに宿泊。
ホテルと言っても、ドミトリータイプで一畳分のスペースが2段になっている施設。
主にハイキング、トレラン、ロードバイクの人が使う宿みたい。
山小屋を思えば、全然十分。
むしろ、キレイでオシャレ。
しかも料金は宿泊だけなら4,000円。
十分、十分。
さらに、さらに、このホテル、ハイカー、トレランのために送迎サービスがあるのだ。
翌朝、旧天城トンネルにアプローチしたいのだが、そこまで送ってくれる。
送迎サービス+朝食で追加料金1,500円。
かなりお得と感じる。明日の行程がだいぶ楽。
シャワーはあるけどタオルはレンタル、歯ブラシもレンタル。
コンセントは部屋にあり。
スマホの充電のコードは持ってきたのに、コンセントの差し込み部分を持ってきてなくて充電できないというアホなオレ。
ホテルの人に言ったら充電コード一式貸してくれたー。ありがたや。
修善寺 竹林の小径
せっかく修善寺に来たので観光も。
ITJのすぐ隣が修善寺。
少し歩いて竹林の小径。
どちらも素敵な場所ではある。
が、観光としては物足りない。。。
どちらかと言うと、おみやげ屋や飲食店が美味しそうなのがたくさんあった。
スイーツ系が多く美味しそうなので食べ歩きしたいところを我慢して、ITJに戻ってクラフトビール4種飲み比べを楽しむ。
そうここはビア&カフェ。
結構美味しいクラフトビール。
スパイシーなのが特に印象に残る味だった。
筥湯(はこゆ)
いい感じに酔ったころで、ITJの目の前にある日帰り温泉施設「筥湯はこゆ」で入浴。
350円と安い。
シャンプーと石鹸はないが、それぞれ50円で買うことができ、合わせても450円で安い。
中は10人ぐらいが入れる檜の湯船。
温度は程よく無色無臭の天然温泉掛け流し。
疲れた体には最高。
難点は、洗い場が3人分しかないこと。
そのため渋滞する。
体も温まり、さっぱりしたところで食事に。
あまご茶屋
夕飯は、「あまご茶屋」。
繁忙期は20時までだが、閑散期は18時半まで。
今は閑散期で18時半まで、18時過ぎに入店でギリギリセーフ。
ここが大当たり。
あまごとは、鮭みたいな川魚。
このあまごの漬け丼がオススメとの事でチョイス。
上にはあまごの卵が。
金のいくらで美味しい。
味噌汁もあまごのあら汁で美味しい。
思わず、持ち帰りであまごバーガーを欲張っちゃった。ホテルに戻って食べたけど、これも美味い!
また修善寺来たら、あまご茶屋に時間に余裕をもってきて色々楽しもう。
ふたたびITJ BASE
そんなこんなで、今日はITJさんの1人個室で安眠です。
しかも、20個室あるのに、この日は私1人。
シーズンじゃないらしく一畳分の個室だけど貸切状態で最高。
翌朝、5時半にシャワーを借りる。
シャワーは7時からみたいだけど、7時には出発したいと相談したら、5時半シャワー、6時に朝食、7時に送迎と神対応してもらう。
昨日の充電器といい、ここのスタッフさんは優しい方が多い。
感謝、感謝。
朝食はサンドイッチで、なかなか美味い。
ただ、ちょっとサンドイッチとゆで卵が冷たかったのが残念だが、贅沢は言えない。
感謝、感謝。
7時に送迎。
修善寺温泉から、旧天城トンネルまで送ってもらう。
普通に行くと、修善寺駅にバスで出て、そこからまたバスでアクセス悪く、時間もかかる。
それが直接、旧天城トンネルまでとは神対応。
料金と時間考えたら最高。
運転手のお兄さんはトレランの主催者側の方との事で、トレランの大会の事など色々教えてくれた。
ふむふむトレランも面白そうだな、でもこの歳からする元気ない(笑)
そんなこんなで、到着。
約40分ほど。
ほんとありがたい。
八丁池ー万三郎岳ー万次郎岳
送迎してもらい気分よく旧天城トンネルからスタート。
だったが、これまでのソロ登山ではかなりきつい山行きとなった。
コースは八丁池、万三郎岳、万次郎岳、天城ゴルフ場を縦走。
残念な事に天城ゴルフ場のバス便は1月4日から冬期運休。
そのため車道を40分降りたところにあるハーベスト天城までいく18キロのコース。
長いのもあるが、コースが単調、抜けた景色がほとんどなく、八丁池のあたりと、万二郎岳のあたりが少しだけ。
せっかくの晴れなのに。富士山も見えないし。。。
旧天城トンネルからのスタートは私しかいなくて、八丁池の先まで誰とも会わず。
孤独な山行。
それはそれでよかったけど、風が強くて寒かった。
途中、浮石に乗ってしまい激しくコケた。奇跡的にケガはなし。
さらには、別の大きな岩でも滑ってあぶない感じになるもしがみついてセーフ。
根っこに足引っ掛けて転びそうになるし、頭は枝にぶつけまくるし。
極めつけは、ダウンジャケットを途中で落としたこと。
リュックにくくり付けてただけの自分が悪いんだけど、それでも途中途中気にしながら歩いてたんだけど、落とした時は1時間くらい気づかず。
もうゴールまであと10分というところで、気づく。
オーマイガッ。
時間は14時前、予定よりもだいぶ早い。
ホテルでゆっくり風呂入ってと思ってたのに。
ダウンジャケットはパタゴニアので、登山を始めたころからの相棒。
まだまだ着れる。
なによりも、伊豆の寒い中に1人で置いておくのは相棒に申し訳なし。
時間も余裕があったので、探しに戻る。どこで落としたか。。。
20分近く舗装道路戻ったがなく、登山道まで来てしまった。
戻ってくる人がいるから、すれ違いの時に落ちてないか聞く。
3組ほどは、見なかったと。
あきらめかけてた時に、夫婦のハイカーがパタゴニアのジャンパー見たよと言う。
おぉー、探しに行かねば。
ただ、見てからだいぶ経ってる、万二郎岳の手前くらいとのこと。
なんと、万二郎岳を登り直さねば。
山頂まで80分。行くしかない。
山頂まで行ってなかったらあきらめよう、もしくは時間が15時になったら折り返そう。
結局、1時間かからず山頂まで行ったが見つからず。
ダウンジャケットよ申し訳ない、とあきらめつつも、下りでももう一度探そうと下山。
すると、10分くらいしたところで、登山道に少しでっぱった枝にかかってるではないか。
登ってきた時には気づかなかったのに。
不思議。
人の注意力って、そんな感じなのね。
すれ違った人達も夫婦以外は見てなかったと言うが、足元に注意を払っていたら気づかないのかもと。
まー見つかってよかった。
ただ、ここからが地獄で足が重くてスピードが出ない。
かなり疲れが溜まってしまってる。
天城ゴルフ場に戻り、そこからハーベスト天城まで行くがこれがかなり長く感じた。
ヤマップでは約30キロ、ウェラブルウォッチでは33キロ、4万五千歩。
たぶん過去最高。
単調な道に、登り戻り、景色見えずと残念であった。
ホテルハーベスト天城高原 日帰り温泉
残念であったが、最後、ハーベスト天城からバスで伊東駅まで行くのだが、バス待ち時間が1時間以上空く。
そしてここハーベスト天城は日帰り温泉がバスタオル、フェイスタオル付きで1430円。
ということで疲れた体を癒すべく入浴。
そこに待っていたのは、富士山の大絶景。
大きな窓ガラスのバーンと富士山が見えるではないか。
贅沢な富士山の借景風呂。
今日は散々歩いても見えなかったのに、ホテル客には惜しげも無くお披露目されてる。
富士山はやはりテンションあがる。
富士山みながら入浴し、満足を得る。
その後、バスに乗って伊東駅へ。
外は豪風。バスに乗る時、ちょこっと風にあたったら、一気に疲れが出てきた。
今日の山行きはほんと疲れた。
達磨山と天城山の山バッチをゲットし忘れる。
てか、天城山は山小屋なかったけど、どこに売ってるのかな。ハーベストにもなかった。
心残り。