2023年の夏は中一の息子と二人で新潟県と少しだけ長野を観光してきました。
旅の記録を残しておきます。
7/31.月 移動
この日は移動日
マイカーがない私はAnycarエニカで車を借りました。
レンタカー代は結構かかるので、出来るだけ安くと考えてたらタイミングよくエニカで安い車が見つかりました。
4日間96時間で20,100円。一日当たり5,000円でした。
相手の最寄駅まで電車で行き、受け渡しです。感じの良い方だったので、気持ちよいスタートが切れました。
エニカはオーナーさんの当たり外れがありそうです。
18時ごろ出発し、練馬インターから高速に入ります。
途中、大雨に遭遇し、ハンドルが取られそうなところもありましたが、他は順調でした。
東部湯の丸SAで夕飯。峠の釜めしが食べたかったですが、時間が遅かったのでありませんでした。
その後、妙高SAで仮眠です。
翌朝5時頃出発し、高速を降ります。
深夜の時間帯(0時~4時)に利用しているので、高速道路の深夜割引30%が適用されました。
8/1.火 佐渡観光一日目
佐渡ヶ島フェリー
初の佐渡ヶ島です。
佐渡ヶ島って小さいかと思ってましたが、東京23区より大きいんですね。
そして直江津港からはまあまあ遠い。
直江津港から小木港までフェリー移動になります。車を載せようかと思いましたが、結構料金がかかります。
なので、車は駐車場に止めて、人だけ乗り、佐渡ヶ島でレンタカーを借りることにしました。
それでもその方が安くすみました。
フェリー乗船は、さどまるというアプリをダウンロードし登録をすると割引を受けられます。
フェリーが出航すると、しばらくウミネコが伴走して見送りしてくれます。
といってもウミネコのお目当てはかっぱえびせんですが。(笑)
フェリーは2時間40分の長旅です。船室は椅子ではなく絨毯タイプなので、到着までくつろげます。
糸魚川高校の野球部が同船してました。(帰りも同じでした(笑))
小木港でレンタカーを借ります。
たらい舟 力屋観光汽船
すぐ近くにあるたらい舟に乗れる力屋観光汽船へ。
おみやげ屋にあった笹団子が安くておいしかったです。
たらい舟に乗船。といっても2名+漕ぎ手の方。
体験させてもらいますが、これがなかな難しい。普通のボートと漕ぎ方が全然違います。
聞くところによると、イモトアヤコはこのたらい舟で28時間かけて50キロの佐渡海峡横断したらしい。
すごい。。。
その後、西三川ゴールドパークへ
西三川ゴールドパーク
展示品はそこそこに、砂金取を楽しみます。
金は比重が重く、下に沈むので、水の中でうまく砂利と砂金を分離させるのがコツみたいです。
時間は30分でしたが、終了のアナウンスがあるまで結構ねばりました。
それでも取れたのは3粒ほど。なかなか難しいです。
金は見つかるとうれしいですね。
取った砂金は専用のホルダーに入れました。子供が喜んでました。佐渡以外の砂金取りが出来るところで取った砂金も追加で入れることが出来ます。リピーターだと、ホルダーに結構貯めてるみたいです。
じんのびカフェ
昼食はじんのびカフェというカフェまで移動です。
このカフェ、昔佐渡汽船が運営してたホテル跡地にあるのですが、景観が抜群です。
そこで、ブリかつをいただきました。
とってもおいしかった!
佐渡金山
そのあと、佐渡金山へ。佐渡金山はめちゃ涼しいですね。よくまあー穴を掘ったもんです。中はマネキン人形が当時の作業風景を再現しており楽しめました。
佐渡金山では、金塊抜きチャレンジがあります。金塊インゴットがクリアケースの中にあり、拳大の穴から手を入れて、その穴から金塊を抜きます。この金塊かなり重く、握力と手首が強くないと抜けません。こんなの抜けるの?って思ってましたら、過去3000人超成功しているそうです。結構、成功してるな(笑)
北沢浮遊鉱場跡
その後、車で10分ほどの北沢浮遊鉱場跡へ。ここ、天空の城ラピュタです。廃墟好きにはたまらないスポットですね。遠目に見るだけですが、無料ですし一見の価値ありです。
古民家食堂&カフェ&居酒屋 持田家
夕食は、古民家食堂&カフェ&居酒屋 持田家で。
18時に予約して行きました。
18時に並んでいる人がいましたが、予約なしは本日は入れないとのこと。人気店ですね。事前に予約しておいてよかったです。
刺身定食をいただきました。地魚は美味い。
お腹も満たしたので、本日の宿へ。
ドンデン山荘
ドンデン高原の山頂近くにあるドンデン山荘です。
いやー、観光地かなと思って甘く考えてました。
山道を車で1時間くらい登ります。
街灯なく真っ暗だし、道が細い。途中止まっている車があって中に人がいたのが超恐かったです。
恐かったので、スマホでYouTubeで音楽をかけていましたが、途中から電波が入らなくなり切れました。
子供は寝てるし心細い時間が続きます。道があってるのか不安を抱えつつ、ここで車が止まったらどうしようと思いながら進んでいきます。
すると、急に音楽がかかりました。電波が入ったのです。
こわっ!と思いながらも、ひょっとしたら山荘が近いのかも、と思いますが、標識らしいものも見つかりません。
何となく、脇道?と思うところを通り過ぎ50mくらい進んだところで、やはりあの脇道のところに山荘あるのかもと思い、バックで道を戻ります。こわい。。。
そうしたら、ビンゴ。少しいったところに山荘がありました。
無事到着。よかったー。
部屋は2段ベッドが2つ、エアコンなし、冷蔵庫、テレビなしです。あちゃーコンビニでお酒買ったけど冷やせない。ということで、持ち越しです。
その日は大人しく寝ました。
8/2.水 佐渡観光二日目
ドンデン山頂
朝4時に私だけ起きて、ドンデン山山頂で日の出を見ようと出発です。
ドンデン山荘すぐ横に登山口があります。最初は鬱蒼とした薮の中を進んでいきます。蜘蛛の巣、アブや蜂も飛んでいますので、ご注意ください。
15分も歩くと稜線に出ます。既にこの時点で景色よく満足です。
そして、この日はなんと満月。日の出の前に満月を見つつ満月が沈み込んでいくのを見ることができました。
日の出も最高に景色がいいのですが、満月の月入りは神秘に満ちていて、しかも月に約1回しか見れないので見れるとラッキーです。
また少し薮の中を歩きます。
5分か10分もすると山頂の稜線です。海が見えてめちゃくちゃ気持ちいい。日の出まで20分ほど。空の色が変わる、大好きな時間です。
人もいないし、贅沢な時間でした。
ドンデン山頂で日の出を見た後、少し先に進みますが、ドンデン山頂のあたりが景色がもっともよかったです。
ドンデン山荘に戻り、大浴場に入ります。山荘と思えないようなとても綺麗なお風呂でした。
浴槽がプラスチック製ですが八かっけいの非常に綺麗な浴槽で水も綺麗で気持ちよく入れました。
その後、息子を起こし、息子も風呂に入った後、ドンデン山頂まで行きました。小六の息子には山の景色はそこまで関心がありませんでした。。。
次は時のトキのもリパークです。
トキの森パーク
トキは天然記念物で絶滅に近いと記憶していましたが、純粋な日本の時は既に絶滅しており、今トキの森パークにいるトキは中国から来たトキというのをこの時知りました。
また色々なトキの種類がいて、勉強になりました。
子供も関心を持って見てくれたので良かったです。
入り口近くにある売店で枝豆ソフトクリームを食べました。とても美味しかったです。
回転寿司弁慶
お昼は佐渡の回転寿司弁慶に行きました。11時半ぐらいだったので、そこまで並んでおらず20分待ち程度で入れました。
地魚は美味い!
いつも行くく○寿司より一皿あたりの単価が高かったので、やや躊躇しましたが、お値段以上の味がして大満足でした。
子供もいつもと味が違うと寿司の美味さに気付かれてしまいました(笑)
高めのお皿も選びましたが、2人で4000円程度、1人2000円でした。大満足です。ご馳走様でした。
ご飯を食べたあとは、運動です。帰りのフェリーが誤字なので少し時間に余裕がありましたので、ご飯を食べたあとは運動です。
総合体育館ヒルトップアリーナ 卓球対決
子供が旅行に来たら旅館ホテルで卓球がしたかったのに、ないということで、急遽卓球ができるとこを探しました。
調べたら、佐渡市の総合体育館(ヒルトップアリーナ佐渡(旧サンテラ佐渡スーパーアリーナ))にある卓球台が格安で使えるのがわかりました。
総合体育館まで行き、卓球台を借りて遊びました。150円で時間無制限、ラケットとボールも借りられました。体育館は平日だったのもあり、バスケコート3面分が2人で貸切状態でした。
小6ともなると卓球もかなり上手くなっていて一年前に対決した時よりも手ごわくなっていました。
来年はもう勝てないかも、、、
貸切の体育館だったので、卓球が終わった後、バスケットボールをして楽しみました。
スポッチャ状態です。150円で遊べて大満足でした。
旅行先でも公共施設を利用できるので、別のところに旅行へ行った時にはこのような遊び方もいいなと思いました。
程よい時間になってきたので、小木港に向かいます。
それでも時間がありましたので、少し車を走らせて小木民族博物館に行きました。
小木民族博物館
帆船のレプリカは必見です。乗船できるので、構造も見る事ができ、随所に職人の技が見えたのが面白かったです。
となりの学校の教室を展示室にした所は、時間がなかったので駆け足で見ました。たくさんの所蔵品があり、ゆっくり見たらかなり時間がかかるところです。
一通り佐渡観光を終え、フェリーへ。
行きに一緒だった糸魚川高校野球部や、同じく1泊2日の旅行に来ていた人達と帰ります(笑)
小木港に着いたのは8時過ぎ。
本日泊まるスーパーホテル上越妙高へ向かいます。
スーパーホテル上越妙高
スーパーホテルは夜9時までアルコールありのウェルカムバー飲み放題がありました。
時間ギリギリ楽しみました(笑)
本日は洗濯をして就寝。
8/3.木 糸魚川、長岡花火
糸魚川フォッサマグナミュージアム
朝食をスーパーホテルですませ、上越妙高から糸魚川まで車を走らせます。
前から日本の境目、フォッサマグナに興味があり、ミュージアムに行くことに。
このミュージアムでは、フォッサマグナによって形成されたさまざまな種類の石を中心に展示がされています。
大昔、日本列島が大陸から離れた後、日本は真っ二つになっていました。
その後、その境目に海底火山の噴火があり、火山灰が堆積したことや、地殻プレートで押上られ、真っ二つになっていた日本列島がくっついたとのこと。
そのため、火山灰や海底にあった鉱物資源がこのあたりでよく取れたり、日本の屋根と言われるアルプス山脈を形成したり、富士山に代表されるような火山帯が出来上がったとのことです。勉強になる。
ミュージアムには、様々な種類の石があり、興味深く見学しました。
ミュージアムでの見学後、少し移動し、フォッサマグナパークまで行きました。
ここは東と西を分けている地層が見えるところです。
すごい、大地の裂け目にいるようだ(笑)
自然の壮大さを勉強した後は夏の夜のお楽しみ日本三大花火の長岡に移動です。
長岡花火
長岡花火については、こちらの記事もご参考下さい。
長岡花火を初めて見に行く! 日程、席、チケットの取り方、移動、宿わかったこと!
さすが三大花火。
スケールがすごいですね。
基本尺玉が飛んでる気がします。デカい。
スーパースターマイン、、、スーパーなんちゃらというのばっかりでした。
メインのフェニックス花火や、正三尺玉、10号玉100連発は都市部は見られない迫力ですね。お見事。
子供も大満足してました。
混雑を上手く避け、帰路へ。
それでもかろうじて取れた上越妙高のスーパーホテルに戻ったのは1時過ぎでした。
8/4.金 帰路 寄り道して長野県戸隠へ
あらい道の駅
おみやげと食事を楽しみつつ帰路につきます。
おみやげは、あらい道の駅がおすすめ。
こちら海鮮市場もあり、普通のお土産もあり、かなり充実した場所です。
お土産屋さんもかなり充実していて、新潟のお酒やお米から、お土産用のお菓子など品数は充実しています。
お土産をゲットしたら、帰り道の方向にある戸隠蕎麦を目指します。
戸隠蕎麦
戸隠山、立派ですねー。
時間があれば登りたかったです。
せめて戸隠神社奥社に行く時間を確保しておけばよかったと後悔しました。
今回は時間がないので、蕎麦と戸隠神社中社で我慢です。
蕎麦はそばの実にしました。うずら家も有名ですが、こちらはいつもすごい混んでいる印象。
そばの実はタイミングよければ比較的入りやすいかもと思います。
着いたのは12時前5組待ちぐらいでした。30分ほど待ってはいれました。
待っている間、アブがすごくて、息子はご機嫌ななめ。
店内に複数のアブがいて、こちらはおとなしいのですが、それでも息子はテンションガタ落ち。
私は気にせず、おいしいおそばを堪能しました。
やっぱり戸隠蕎麦はいいですね。
水がおいしいからなのか、のど越しがとてもいいです。
大満足でした。
無事、東京に到着
一通り旅行の行程は終了です。
帰り道、関越で少し渋滞するもおおむね、予定通りに東京に戻ってきました。
佐渡ヶ島に、長岡花火、といい夏の思い出になりました。